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Piano cafe "Scherzando"     ピアノカフェ・スケルツァンド

ピアノ調律スケルツォの喫茶店。 お茶しながら ピアノと音楽の会話でくつろぎませんか。

セミ・オーバーホール  ヤマハ・U3H ②  世田谷区S様

先回の続きでU3Hのセミ・オーバーホールです。

まずは鍵盤。

 

鍵盤の研磨機にかけたら落ちるかと思いきや…

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 汚れかとおもいきや、おそらく鍵盤の上面を除光液か強いアルコールで拭いたのでしょうか、よーくみると溶けて相当に凹凸がついていました。これがなかなか難儀でございまして…

写真をクリックしていただくとわかりますが、ゆず肌みたいになってます。

バフグラインダー(研磨機)にかけても、深い凹みがなかなとれません。 これを深追いすると、上面が波打ってしまうのです。

 

こうなったら!  ということで鍵盤の上面を耐水ペーパーで削ることにしました。

粗めの320番から 400番→600番→800番 です。

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鍵盤を張りかえることもできるのですけど、できるかぎり直せるものは直してみます。

 

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 バフ・グラインダーはとにかく研磨粉の埃がすごいので、とても屋内では作業できません。 なのでいっつも表でやってます。 

この時期、天候との勝負でもあります。

 

 しっかし 暑い~!

 

 

 

 

磨いては確認し、波打ってたらペーパーがけ。 これを何回か繰り返しています。 

なかなか一発でうまくいかないんだな!  これが!

 

おっと…  
それと鍵盤のガタツキが少々気になったのを忘れてました。

私はピアノを弾いて、この鍵盤ガタツキがあると、すごく気持ちがワルイ。

なので、ブッシンクロスというパーツに柔軟剤を刺しました。

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注射器を使って、なんだかあやしい薬…みたいですね。

交換するほどではないけど、ヘタリが気になるブッシングクロスは、この柔軟剤をいれてフェルトを膨らまして調整します。

 

 

 

さて、鍵盤(白鍵)上面の仕上がりはというと…

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鍵盤の小口も張り替え、側面もペーパーをあててます

あとはピアノに収めて、気になるところを修正したいとおもいます。

 

つぎはアクションの整備でございます。