前回からの続きです。
ピアノを倒しての作業。
やはり角度を変えてみると、きれいにしたつもりでも磨き残しがよくわかります。
横にしたところで塗装面を再度みがきます。
↓ チューニングピン。 本来はきれいな鍍金ピン。
このチューニングピンどうしで叩くときれいな鈴の音のように響きます。
きれいに磨きあがりました!
でも写真写りがよくない…( ノД`)…
まあ、そんなことはさておき、マフラーフェルトや鍵盤押さえのフェルト張替えです。
ひととおり磨き修理を終えて、
ここからが調律師としての真骨頂!
整調と調律でございます。
最近、お預かりして作業を終えたピアノ、
これがどういうわけか出て行かず溜まってしまいました。
作業スペースが狭まっている! …Σ(゚д゚;) !?
とまぁうれしい悲鳴でもありますが、
出荷まえの再確認が気になって気になってしかたありません。
再度チェックをすると、必ず調整した箇所の狂いが気になり始め、気付けば調律しなおしたりしております。
そんなピアノに囲まれて深夜。
弾き比べをさせていただきました。
同じように仕上げたつもりでも、静まり返った真夜中に弾き比べてみると、やはり一台一台の違いがよーくわかります。
お客様のピアノを勝手に弾いて…
というか、弾き成らすことも大事な作業で…
なにを書いているのかよくわからなくなっちゃいましたが、
とにかく私にとって珠玉の時間です。