お世話になっている声楽の古家野知乃先生のコンサートが近づいてまいりました。
4/1(土) はその準備。
会場を借りてのリハーサルを行いました。
誰もいない観客席、
まばゆくライトが照らされるステージに、
歩む出演者の靴がコツコツと会場に響く。
ほのかに漂う緊張感。
わたしはこの感覚が好きでなりません。
これからはじまる… そんな期待感の中で仕事ができるというのも醍醐味です。
リハというのか
ゲネというのか、いまだによくわからんけど、
とにかく演奏してるあいだじゅう、いろいろな角度からステージからの歌声、ピアノの音を研ぎ澄ますようにして聴いていました。
歌い手と伴奏(ピアノ)の音のコントラスト。
前席、中席、後ろ席、右寄り、左寄り、
前後左右の位置で相当ちがって聴こえます。
(※ 本番は観客によって音が吸われ、相当に音響は変わります。)
立ち位置や、ピアノの置き位置を、ほんの何センチか替えるとか、
何曲か演奏するうちにだんだんよくなってくるのです。
すこしずつ完成していく過程。
本番が楽しみです。
みなさん、がんばっていいコンサートにしましょうね!