この度承りました久々のピアノクリーニング(セミ・オーバーホール)につきましてアップロードいたします。
通常の流れですと、
・お見積りのご依頼
→ ・お客様の立会いのもとでピアノのコンディションをご説明
→ ・お見積額の提示
という流れで、搬出・作業・搬入までの日程を打ち合わせするのですが、
今回はちょっとだけいつもとちがいました。
ピアノをお家に移動させるのはちがいないから、
いったんピアノ運送の倉庫に入れて、そこでピアノのコンディションを確認し、
その状況次第で作業内容をお決めいただく、という段取りにさせていただきました。
直す側としても、口答で説明するだけでなく、
せめて写真でもご確認をいただいてご納得していただけた上で作業を承りたいのです。
というわけで
写真に収めてお客様宅へお伺いして状況のご説明をさせていただいたのですが、
下記の写真は倉庫兼作業場所でのものです。
ヤマハ・U30A Technics製のサイレント機能付き
申し分ないピアノです。
パネル類を外し、中を拝見しました。
カビや、深い錆があるわけでもなく、
フェルト類に巣食う害虫の痕跡もなく、
ピアノ自体のコンディションも申し分なしです。
ただし経年劣化ゆえ、今後末永くお使いいただくにあたっては、
うっすらと見受けられる錆や汚れ、
アクションの可動部の調整をご提案させていただきましてご依頼をいただきました。
「できれば早くしてほしいです」
えっ…
か、かしこまりました…
それはそうですよね!
がんばって最良の状態に仕上げます!
極力急いで。
次回に続く