長くお世話になっているお客様より、ピアノの置き位置が心配だというご相談を受けました。
詳しく聞くと、畳のお部屋にピアノを置いているのですが、敷板という長細い板の上に置いてあるだけで、わんぱく盛りのお孫さんが乗っかったりして、敷板からピアノが落ちて倒れたりしまいかと心配で心配で… とのことでした。
今お使いの敷板も言ってしまえばただ細長いだけの板。
くぼみもなく、たしかに激しい地震などでキャスターが動いてしまったりなど、心配すれば多少心細いものではありますね… ではどうしましょうか、とパンフレットを持ってきて防振対策製品をあれこれと相談しました。
参考までにご検討いただいた敷板と安全対策商品を掲載しておきますね。
左から、
・単純な板状の「ピアノ用敷板」
・キャスター部分に四角くくぼみをつけた「敷板あんしんくん」
・前側のキャスターを固定し、大地震の際には後ろ側が沈み込み、前側転倒予防構造の「ニューキャストップ」
※ ちなみに敷板やインシュレータなどはあくまで商品のお値段です。ピアノへの設置には工賃が発生しますのでご了承ください。 頑張ればお客様でもできなくはないけど、危ないからあんまり頑張らないことをお勧めします。 調律師さんやピアノ運送業者さんに頼むと ¥5,000~¥10,000- くらいかなぁ。 ピアノ調律スケルツォは取付だけなら¥3,000- で承ります。
・右側のは敷板とは関係ないけど、鍵盤蓋がゆっくり締まり指を挟む心配がなくなる
「ピアノ蓋ストッパー フィンガーガード」となります。
たかが敷板なれどお客様の目線に立ってみるといろいろあるものだなぁ、と考えさせられました。
結果、シンプルな窪みつきの敷板(敷板あんしんくん)に交換することとなりました。
後日仕入れた「敷板あんしんくん」と、ピアノジャッキを携え交換に赴きましたが、これ、ほんとにシンプルで見栄えもよくいいですね。
ちなみにピアノ調律スケルツォは敷板やインシュレータの交換も承っておりますのでぜひお任せください(工賃はお問合せください)。
ちなみにグランドピアノでもOKでーす。
宜しくお願いいたします。