Piano cafe "Scherzando"     ピアノカフェ・スケルツァンド

ピアノ調律スケルツォの喫茶店。 お茶しながら ピアノと音楽の会話でくつろぎませんか。

セミ・オーバーホール KAWAI US60  ③  柏市M様 完成!

柏市 M様。

 

もうお届けが終了したというのに、ブログが遅くなりまして申し訳ございません。

(;´д`)トホホ

 

お届け前に作業したことを事後報告になりますがアップさせていただきますね。

前回からの続きです。

piano-tuning-scherzo.hatenablog.com

 

保管時に整備ということでちょこちょこ作業をさせていただいておりましたが…

なんと4月からの続きです。

白鍵の上面ばかりでなく、側面の木部をかるくペーパー掛けします。

右の写真、上の鍵盤が作業後、 下が作業前になります。

(もちろん黒鍵も磨いております!)

 

鍵盤の側面ってけっこう大事なんですね。

弾き込んでるピアノの鍵盤側面なんてほんと黒ずんでいますし、黒鍵なんかカビが生えてるようなものすら多く見受けられます。

ここをきれいにしてあげると触れ心地もよくなり、良い演奏につながるのです。

 

あとはフェルト類の張替え。

マフラーフェルト(左)は過去何回張替えしたことでしょう。

100、200台どころではないはず。

地味ながら得意で、お客様宅でもパッと張替えてまーす!

 

右は鍵盤蓋兼鍵盤押えのフェルト。

ここが綺麗だといいですね。

 

さてさて、整備をしっかり終えて、

整調(タッチ調整)、調律(音律)、整音(音色)

これを一日かけて作業いたしました。

 

 

御新居の完成に合わせてのピアノの搬入。

無事に終わってめでたしめでたし。

 

M様、おめでとうございます。

お嬢さん、ピアノを楽しく弾いてくれてますでしょうか?

また来年、調律の時期にお知らせしますね。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

セミ・オーバーホール KAWAI BL-71  ③  我孫子市S様 完成!

つづきましてアクションの整備。

ファイリングです。

ガンで埃を飛ばし、ちょっと天日干し。

フェルトパーツは虫食いが起こることも。

また湿気で各部可動不良を起こすこともあります。

せっかくの天候なのでしばらく日にあて、そしてハンマーのファイリングです。

 

音色を決定づける大事な作業。

 

 

お次は鍵盤の作業です。

一か所というか一つの鍵盤の先端が欠けていました。

それと外した鍵盤を正面から見たら汚れ具合がよくわかりますね。

この白鍵の表面を研磨して磨いていきます。

 

鍵盤下のバランスパンチング。

虫食いがありましたのでこれは全部交換。

 

バランスピンも磨いて鍵盤も磨いてセッティングすると…

こんなかんじです。

 

 

鍵盤って、よくみると傾きがでちゃったりしています。

上写真の真ん中の鍵盤。

定規をあてるとちょっと右下がりになっているのがわかります。

この鍵盤の傾きや左右との間隔をそろえ、次に高さをそろえていきます。

いわゆる「ならし」「あがき」の作業。

右から左から視線を合わせ、鍵盤の高さ調整を施し、その次は深さ調整をします。

 

そんなこんなで、アクション整調をします。

この「整調」という作業に比べると調律は氷山の一角に過ぎない、という感覚です。

だっていくら音律が整っていても、奏でるのは鍵盤です。

たかだか一音押し下げるのに10㎜程度。

しかしそこに音色を紡ぎだすすべてが集約されているわけですから、鍵盤はスイッチではなく「鍵盤」という音で色彩を描く指先の無限の感覚を再現する装置です。

 

と、ついつい熱くなってしまうのでこれ以上は書きません。

でもそのあたり大事にピアノを演奏してほしいという願いを込めて作業をしております。

 

整調・調律・整音の順で作業を行いますが、この作業でほぼ一日は費やしているかな。

しかし、毎度ながら写真を撮りながら、とはなかなかいかないのです。

 

調律と整音(音色を整えます)を施し、

試弾と外装の最終チェックをして完成!

 

逆光で写真映りが悪くてごめんなさい!
でも納期は明日。

S様、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

 

一日早くございますが、この度は誠にありがとうございました。

 

 

 

セミ・オーバーホール KAWAI BL-71  ②  我孫子市S様

そういえば昨晩は何百年ぶりかの皆既月食

 

作業帰りの夜空を見上げ、不思議なお月様が浮かんでおりました。

 

皆既月食とポプラ並木 – いいね!Hokudai

 

前回からの続きです。

ブログは11月9日ですが、この作業は10月25日にしております。

(ほんとブログが面倒で…、もとい遅筆ですみません)

まずは

① 塗装面の付着した汚れ落としと背面(音響板)と内部の徹底清掃

です。

写真の配置がおかしくなってしまいましたが、

結構な汚れ具合でございました。

前段の作業をしっかりやればやるほど後の作業が丁寧に進むというものです。

気を入れて雑巾がけしましたが、珍しく3枚とも真っ黒になりました。

いや~疲れた!

 

これが

 

きれいになりましたでしょ!。

見えない背面を清掃しただけ。

そういうことになりましょうが、実はアップライトピアノの音が響くのはこの背面の音響板。

鍵盤はスイッチではなく「鍵盤」です。

鍵盤を弾くことでいかにこの音響板を響かせるか、これがピアノの演奏というものです。

なので、こういう作業こそ大事にしております。

 

次いでピアノの内部。

アクションも鍵盤も外しました。

実はお預かりする一年ほど前に御実家にてピアノの調律をなされたそうです。

なので、鍵盤を外した棚板は比較的きれいでしたが………

やはりありました!

お宝(10円玉)を発見!

掃除機掛け&エアーガンでの埃とばしを繰り返し、弦・ピン磨きによる鉄粉をまた掃除機&エアーガンで除去。

この作業(に限ったわけではありませんが)、とかく埃が飛び散るため、作業そのものの写真がなかなか撮れません。

いずれ動画でも撮ってお見せしようかと思いますが、いかんせん埃の飛び散りようはなかなかすごいです。

しかし、エアーガンで吹き付けるとほんと隅々まで綺麗になりまして、すっきりします。

 

セミ・オーバーホール KAWAI BL-71  ①  我孫子市S様  遅くなりまして申し訳ございません!

すっかり秋めいてきました。

 

この度ご紹介するのは KAWAI BL-71 のセミ・オーバーホールでございます。

 

茨城県牛久市のご実家におうかがいし、お任せいただいのが10月1日。

ピアノのお引取りが10月22日。

で、すっかりひと月以上経ってしまいましてブログにするのが遅れ、誠に申し訳ございません!

 

でもしっかり作業は進めていますからどうぞご安心を。

 

さてさて

慌てたせいか全体写真がありませんが、早速分解してみました。

カワイのBL-71。

いわゆる「仏壇」と業界では呼んでおりますが、

よくあるアップライトピアノは鍵盤蓋を開けると譜面台がついておりますが、

このモデルはわざわざ楽譜置きが鍵盤蓋と別についております。

グランドピアノと同じ高さでが楽譜がおけるため、演奏姿勢が良くなります。

地味ながらこれは大変良い設計思想だとおもいます。

 

細かくチェック。

ちょいちょいと小傷があります。

真ん中と右の写真は譜面台の可動部のキズになります。

パッキンが劣化し、むき出しになったネジの頭がこすられて塗装面を削っていました。

 

右側面とピアノの背面になります。

見えずらいところではありますが、右側面の下端は木部が削れていました。

 

こうした傷は目立たないよう補修しておきます。

 

作業の段取りは

① 塗装面の付着した汚れ落としと背面(音響板)と内部の徹底清掃

② ピアノ内部の弦、ピン、ペダルなどの金属パーツの研磨

③ 塗装面のバフ掛け(磨き上げ)

④ 鍵盤上面の研磨

 

その後にピアノ本来の可動部の調整として

⑤ アクション・ハンマーのファイリングや可動部のチェック、調整

⑥ 鍵盤の傾き・高さ・深さの調整

⑦ 他、各部調整 (ピアノの整調作業)

 

最後に音律を整える

⑧ 調律

という流れになります。

 

では続きは次回!

販売用ピアノ  ヤマハ U3M

ピアノ調律スケルツォではリニューアルしたピアノも販売しております。

 

この度ご紹介するのがヤマハ・U3M。

もともと外装がすごくきれいでほとんど傷がありません。

ですが、商品化ということで一から外装の磨き直しからはじめております。

 

完成するまでの写真を順次アップしていきます。

ご興味あるお客様、いらっしゃいましたらご一報くださいませ。

 








セミ・オーバーホール YAMAHA U3H  ④  柏市S様 御納品!  (千葉県印旛郡栄町の御実家より引き取ってピアノの整備)

ピアノクリーニング。

いつもは作業完了時点でブログは終了するのですが、今回(本日夕方納品)の際、ちょうど学校から帰ってきたお子様方もいて、喜んでくれる姿を目の当たりにしました。

 

「ピアノも綺麗になったし、おじいちゃん・おばあちゃんも喜んでくれるね。」と仰ってましたので、この度は納品後の御宅でのことをブログにしました!

 

 

お姉ちゃんと一緒に二人で早速演奏!

嬉しそうに

楽しそうに

ピアノを弾いてくれましたー。

 

 

 

 

お姉ちゃんはママに「早くピアノ教えて!」とせがんでいていましたね。

 

 

 

 

 

というわけで無事に納品が終わりました!

ピアノの練習、がんばってね!

 

S様 この度は誠にありがとうございました。

 

 

 

  

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セミ・オーバーホール YAMAHA G3E-127万台 ②  山武郡H様 (御自宅のお建て替えの間にピアノのクリーニング)

さてさて、前回からの続きです。

 

譜面台の写真ばかりですが、

そうそう、これ、ネジが固着して外すのに苦労したことを思い出しました。

 

ピアノの大屋根のまくりや、譜面台などの蝶番は木目の年輪方向に木ネジで締める必要があるため、小さい5㎜くらいのネジを多く使って固定しています。

この小さい真鍮ネジがうかつに回すと折れてしまい、これが厄介なことにつながります。 なので、錆などで固着したネジははんだごてで温め、ドライバーを介して小さい金づちでトントン叩いてから慎重に外していきます。

 

はぁ~、無事にすべて外せた!

 


弦やピンの磨き入れ。

鉄粉の飛び散る作業です。

 

ボディ外装、内部の清掃および金属パーツの研磨が終わると今度はアクションの整備に入ります。

 

 

 

弦溝も深くしっかりファイリング。

黒鍵、色の剥がれが気になりましたので黒塗料で塗っておきます!

 

  

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