帰ってきて、
ポストの郵便物をみると、先日お伺いしたお客様より大きな封筒が。
おぉ、きっとあれだ!
…調律を終えたあと、
お客さまとお話していたら、
「わたし、この曲弾けるようになりたいんですよね、」
とひっぱりだしてきたのが、
スコット・ジョプリンの楽譜で、
曲は 「The Entertainer 」。
なんの偶然か、
先日、ツタヤで借りて観た「The Sting」。
映画好きを自称するくせ、往年の名画ってやつをあんまり観てないよな、
なんて気まぐれに借りただけなのですが、
なんとまぁかっこいい映画かと、立て続けに3回観続けてしまいました。
そのテーマ曲が、この「The Entertainer」。
この曲を知らない人はいないのでは? とおもうくらい有名な曲。
映画を観た後でこの曲の印象がガラリとかわってしまったのです。
なんというか、自分の価値観をひっくり返されるというのも、これまた感動というものであって、ついついお客さま相手にそんなことを熱く語ってしまいました。
調律業の役得というものでしょうか。
これぞ楽しい仕事のひとときでした。
お客さま、
楽譜を送ってくださったのです。
久しぶりに練習してみたい曲に出会えました。
柏市K様。
ありがとうございました。