Piano cafe "Scherzando"     ピアノカフェ・スケルツァンド

ピアノ調律スケルツォの喫茶店。 お茶しながら ピアノと音楽の会話でくつろぎませんか。

少年コンサートチューナー

 

年末のことではございましたが、

長年お世話になっている浦安のピアノ教室・I先生の御宅での調律でした。

 

I先生曰く、

「『ピアノに興味があって、ぜひ調律をしているところを見たい!』 と仰る生徒さんがいるので、よかったら調律のとき、見学させてもらってもいいですか?」

 

どうぞどうぞ!
ということでお約束の日に調律にお伺いしました。

 

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 なんと調律に興味をもっていたのは小2の駿くん。
お姉ちゃんとママと一緒にいらっしゃいました。

くわえて、I先生とお坊ちゃんの太一くんも見学です。

 太一くんも、もう小学一年生。
やっぱり小学校にあがるとお兄ちゃんらしくなるんだね! (※ もう「わっしょいだっこ」は無理ですなぁ)

 

 

お--い、どこ見てるの--?

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 しかし、みんな調律を見てる集中力といったらおどろき!

ちょっとした調律理論をお話しすると、駿くんのお姉ちゃんに至ってはメモまでしてる!   Σ(゚ロ゚;).

 そうなればこっちも熱意が入るというもの。
いつもより1時間ちかくオーバーしましたがなんのそのです。

できたら発表会で会おう!

調律のおじさんもピアノ練習しとくからね~。

 ()´д`()・・・

 

コーラスのレッスン

コーラスの練習。
いつもと場所を変えて、今晩は船橋市の海神公民館が会場でした。

フルメンバーではなかったけど、
水曜組、土曜組が混じっての励みあるレッスン。

...

私、ちょいと遅刻しちゃったのですけが…。

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遅れてきて、いそいそと練習に参加する準備のさなか…というのは、みんなの歌声を客観的に聴けるときでもあるのですね。

 

仲間のみごとなハーモニーにひそかに心うごかされたり、

そうかと思えば見事な外しッぷりにずっこけそうになったり…_〆(´Д`ll)

 

 

そして準備がととのい、わたしもその一員になっていくという、

そんないっときでございました。

 

一日再生調律 (+α) ワーグナー・w1 -②

もう作業は終わっているのですが、お預かりしましたワーグナーの作業の続きの写真になります。

 

年末までになんとか… というご要望を頂き、2015年最後に仕上げたピアノでございます。

 

 

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ちょっとチューニングピンがゆるいかなぁ、とお預かりした当初心配していたところもしっかり直りました!


クリスマスに間に合ってよかったです。

2016年_あけましておめでとうございます。

お世話になっている御客様、関係者の皆様

遅ればせながら本年もよろしくお願い申し上げます。

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筆不精、

ブログもたいてい記事を三つ四つまとめて書き、

気付けば1ヵ月近く放置して、またあわててまとめて書くの繰り返し。

こんなものではございますが、

本ブログ・ピアノカフェスケルツァンドとのお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

 

調律の御依頼はもっとよろしくお願い申し上げます~。

 (・_・。))ー

お客様からの頂きもの

長年お世話になっている調律のお客様…

千葉県市川市の『O’d DINER(オーディー・ダイナー)』 さん。

 

先月も調律に読んでいただき、

作業を終え帰るところ、二代目を引き継がれたマスターに呼び止められ、

 

「このたび30周年を迎えまして、こんなの作りました。よかったら使ってください。」

 

そういって手渡されました。

 それがこのロックグラス。 

  こういうのって、ほんとに嬉しいものですね。

  このグラス、少し持ち重りのするところがいい。

 

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普段買うことのない ちょっと贅沢なウイスキーを買い、

蓋をあけ、頂いたグラスにそそいでみる。

古ぼけた自分のピアノにおいてみちゃったりして。

  

ほんとは譜面台にグラスを置くなんてとんでもないことなんですが…

 

まぁこういう晩くらいはお許しくださいませ。

 

セミ・オーバーホール  ディアパソン・210E ④  我孫子市N様

内外装、各パーツの整備も終わり、仕上げ…というか本来のピアノの整調・調律にはいります。

 

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シュワンダーアクションとい方式。

時代に淘汰されて、今はおそらくこの方式で生産されているモデルはないとおもいます。 

が、その名残でしょうか、今現在生産されているディアパソンのアクションも、ベッティングスクリューというパーツが他所とはちょいとちがい、整調に難儀するところがございます。

 

 

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そんなこんなで整調・調律を終えました。

長年保管された状態で、ピッチも本来の442Hzから433Hzあたりまで落ち、タッチも狂っていたのですが、指弾させていただき、弾きやすくなったかとおもいます。

 

鍵盤というのは押すだけの力加減で,

PP(ピアニッシモ)から

FF(フォルテッシモ)までの音量をつけるもの。

それはただダイヤルのように定まった音量区別をつけるものではなく、弾き手の意思によって、また曲によって異なるものです。

そのコントロール具合が非常によくわかるピアノでございました。

また、象牙の質感がよく、ご購入当時、浜松まで選定にいかれた理由がよくわかります。

 

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梱包し、脚・ペダルをはずしたところで最後の仕上げ。

  その外した脚・ペダルの磨き上げをいたします。

 

 

 

 

 

 

 

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錆びたロッド。

磨くと素直にサビ・汚れが落ちてくれてきれいになってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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