続いてアクションの修理。
・フレンジコード(バットスプリングコード)
・ブライドルテープの交換
・ダンパー、ウィペン、レギュレーティングスクリューレール等各部ネジましじめ。
・バットスプリングとダンパーレバースプリングの調整
・ダンパーロッドの研磨
あとは経験で得た幾つかの施し。
鍵盤下のバランス・フロントピンの研磨と合わせ、
軽く可動させる箇所、そしてバネは強くすることで演奏時のタッチが変わります。
鍵盤はスイッチではないのです。
音色で色彩をも表現する。
楽器とはそういうもの。
ドレミファソラシド… これも弾き方によって音色も変わるものなので、
色彩豊かなピアノにするには、調律を支えるタッチ調整(調律業界では整調と呼んでます)が大事なのです。
この度ピアノクリーニングとともにご注文いただきましたピアノサイレントユニット・KHP-2000 を取り付けております。
これにて完成!
って完成した写真を撮り忘れてしまい申し訳ございません。
K様、きれいに仕上がったピアノが届くのを楽しみにお待ちくださいね!