Piano cafe "Scherzando"     ピアノカフェ・スケルツァンド

ピアノ調律スケルツォの喫茶店。 お茶しながら ピアノと音楽の会話でくつろぎませんか。

セミ・オーバーホール  YAMAHA・U1H ③  松戸市K様

続いてアクションの修理。

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・フレンジコード(バットスプリングコード)

・ブライドルテープの交換
・ダンパー、ウィペン、レギュレーティングスクリューレール等各部ネジましじめ。

・バットスプリングとダンパーレバースプリングの調整

 ・ダンパーロッドの研磨

 

あとは経験で得た幾つかの施し。

 

鍵盤下のバランス・フロントピンの研磨と合わせ、

軽く可動させる箇所、そしてバネは強くすることで演奏時のタッチが変わります。

鍵盤はスイッチではないのです。
音色で色彩をも表現する。 
楽器とはそういうもの。

ドレミファソラシド… これも弾き方によって音色も変わるものなので、
色彩豊かなピアノにするには、調律を支えるタッチ調整(調律業界では整調と呼んでます)が大事なのです。

 

 

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この度ピアノクリーニングとともにご注文いただきましたピアノサイレントユニット・KHP-2000 を取り付けております。

 

 

これにて完成! 
って完成した写真を撮り忘れてしまい申し訳ございません。
K様、きれいに仕上がったピアノが届くのを楽しみにお待ちくださいね!