Piano cafe "Scherzando"     ピアノカフェ・スケルツァンド

ピアノ調律スケルツォの喫茶店。 お茶しながら ピアノと音楽の会話でくつろぎませんか。

セミ・オーバーホール YAMAHA G3E-276万台 ②  山武郡H様 (御自宅のお建て替えの間にピアノのクリーニング)

いやはやすっかり3月も終わり…

毎度ながら更新が遅くすみません!

作業写真を探していた1月頃、珍しく雪が降りましたネ。

降り積もりつつある雪でちいさい雪だるまを作りました~。

翌々日あたり帰宅したときに撮った写真。

 

だるまおじさん、溶けずにがんばってました。

 

 

 

 

 

 

あともう一人。

こちらは溶けかけ、謎の笑みを浮かべておりました。

 

 

 

 

 

 さてさて、3月の現在の時点ではとっくに2台目に突入しているのですが、まずは1台目・G3E-2760095(1978年製)の作業報告の続きです。 開梱する前のグランドピアノの脚部の磨き入れを終え、組み立てた本体のクリーニングです。

さぁ、頑張りまっせー! と気合をいれつつ。

まず一台目作業の G3E-2760095(1978年製)、2~3か所大きな傷があり、また全体的(とくに屋根部)の擦り傷が目立ちます。

これは大変~。

 

一人で作業してるのでなかなか磨き上げ作業そのもののお写真がなくてごめんなさい。

けど、磨き上げしてる最中の研磨ホコリはハンパじゃないのです。

 

そしてグランドピアノ磨きでやっかいなのが譜面台。

当然ながら譜面置き場でつく傷も多く、とくに平置きする場所は磨き上げがこれまた大変。

ヒンジの真鍮パーツをはずし、すべて新品に取り替えます。

まだ -ネジを使っており、しかも固着しているので外すときに折れてしまうのでここは気を遣う作業です。

 

次回はアクション。

ピアノの心臓部の作業です!