このたびご依頼いただきましたお客様。
お知り合い宅より、ご自宅へピアノを移動されることとなり、
せっかくなので家にピアノが届いた後に調律を…
もともとそういうご依頼でございました。
いつお伺いいたしましょうか? と調律をお伺いする日取りをお話ししているうち、
「やはり家に入れる前に整備していただこうかな…そんなことやってもらえますか?」
と仰いました。
なにをおっしゃいますか!
それこそ得意中の得意です!
…なんてことで、話が一気に進みました。
・お知り合い宅 → ご自宅
・お知り合い宅 → 作業場 → ご自宅
作業場を経由してもピアノ運送料は変わらないし、
直接ピアノをもって行くより、作業場で埃を徹底的に落としたらいかがですか?
とご提案させていただき、電話だけでご説明するのも難しい、なにより私自身、まだ見ぬピアノのコンディションなどわかろうはずもない。
なのでまずは作業場にピアノが入ったらお越しい願いたい旨をお伝しました。
ピアノが作業場に届き、パネルを外すと…
なぜかチューニングピンにフロンとパンチングが刺さっている。
(写真㊧)
なによりフェルトハンマーのパンクがある!
(写真㊨)
わざわざ遠くよりお越しいただき、現状のコンディションをご確認いただき、作業の方向性をご相談させていただきました。
よっしゃ!
あとは張り切って直すのみ!
続く